子供(小学生・中学生)プログラミング教室で使われる主要な言語を解説

プログラミングをする場合には、コンピュータの言葉を人間が理解できる言葉に置き換えたプログラミング言語を使用します。現在、プログラミング言語には多くの種類があり、十分な知名度があり参照先も十分にあるもので約250種類も存在しています。

その中で、子供(小学生・中学生)が学習や利用したりすることに適したプログラミング言語にはどんな種類があるでしょうか。中期的・長期的にどのように学習をしていきたいか検討する際の参考にしてみてください。

Advertisement

プログラミング言語の種類

プログラミング言語は、それぞれに特性があり用途によって使い分けます。厳密ではありませんが、大きく5つの種類に分類することができます。

組み込み系言語:機械に組み込まれているコンピュータを動かすための言語
ソフトウェア系言語:OS上で起動するソフトウェアを動かすための言語
ウェブ系言語:ブラウザでアクセスするページを動作させるための言語
アプリ系言語:スマートフォン上で起動するアプリを動作させるための言語
その他:機械学習やVRなどに使われる言語

しかし、子供(小学生・中学生)は初め、専門的な知識がなくてもアニメーションやゲームを制作することができるビジュアルプログラミング言語が使われる場合がほとんどです。

ビジュアルプログラミング言語とは

プログラムをテキストで記述するのではなく、パソコンのマウス操作、タブレット端末のタップ操作で画面上のブロックを組み合わせてプログラミングするプログラミング言語のことです。元々、コンピュータサイエンスやプログラミングスキルを学ぶためだけでなく、子供の創造的な学びを養うために開発されました。

子供に使われる主要な言語:Scratch(スクラッチ)

Scratch(スクラッチ)は、MITメディアラボ ライフロングキンダーガーテングループが開発した主に8歳〜16歳向けのビジュアルプログラミング言語です。無料で利用することができ、世界150以上の国々の小学校やプログラミング教室などの教育現場で使われています。
参考:プログラミング教育で「Scratch(スクラッチ)」が普及している理由

子供に使われる主要な言語:Viscuit(ビスケット)

Viscuit(ビスケット)は、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発したビジュアルプログラミング言語です。自分で絵を描き、「メガネ」と呼ばれるツールの左右の丸にどのように絵を配置するかでプログラミングをする非常に簡単なものです。主に未就学児や小学校低学年を対象にScratchの前に導入されることが多いです。

プログラミング言語

子供に使われる主要な言語:C♯(シーシャープ)・Unity(ユニティ)

C♯(シーシャープ)はMicrosoft社が2000年に開発したプログラミング言語です。C♯はアプリケーション開発、Unity(ユニティ)を使った2D/3Dゲーム開発などを行うことができ、近年でも用途が非常に増えている実用性の高い言語です。

Unityは、3Dと2Dのゲーム機能をまとめたエンジン部分、マウスでキャラクターなどを作成するデザインツール、プログラムを開発するツールなどがパッケージされたソフトで、プログラミング教室でScratchの次の学習としてよく用いられています。

Unityを使って作られたゲームには、Pokémon GOスーパーマリオランなどのモバイルアプリがあり、現在ビジネスの現場で活用されているソフトでもあります。しかし、専門性の高いソフトでありながら、プログラミングがあまり分からない段階でもある程度の作業ができるため、楽しみながらC♯を学ぶことができます。

Advertisement

子供に使われる主要な言語:Swift(スウィフト)

Swift(スウィフト)はApple社が2014年に開発したプログラミング言語で、iPhoneアプリの開発に適しています。Swiftを学べるアプリ「Swift Playgrounds(スウィフトプレイグラウンズ)」が公開されており、手軽にプログラミングを学ぶことができます。

身近なiPhoneアプリの作成が行える、ということでモチベーションを高めやすいですが。初心者には少し難易度が高いため使用しているプログラミング教室は多くはありません。

プログラミング言語

子供に使われる主要な言語:Python(パイソン)

Python(パイソン)はオランダ人のプログラマーが1991年に開発したプログラミング言語で、用途様々で組み込み開発からアプリケーション開発、人工知能開発、ビッグデータ解析など幅広く使用されています。少ないコードで簡潔にプログラムを書けることが特長のため、初心者でも学習がしやすいと言われています。

Python(パイソン)を使って作られたものに、YouTubeやInstagram、DropBoxなどがあります。プログラミング教室では、LEGOマインドストームを使った教室で発展学習としてPython(パイソン)でロボットを動かすことに使用されている例が多いです。

子供がプログラミング言語を学ぶメリット

子供、特に小学生段階では技術(スキル)の習得を目的とする必要はなく、論理的思考力や創造力を伸ばすことに主が置かれるものです。しかし、テキスト型のプログラミング言語を学ぶことは、「制約なく様々なものを制作することができる」、「ビジネスや社会で使用されている言語に触れることができる」の点からも良いことです。

Advertisement

子供がテキスト型のプログラミング言語を学ぶ際の注意点

タイピングがスムーズにできていない、英語に慣れていない内からテキスト型のプログラミング言語の習得を目指すことは、プログラミングに対する興味を失ってしまう原因になります。やみくもに難易度の高いことに挑戦するのではなく、子供のやりたいことや理解度に応じてプログラミング言語や学び方を選択することが大切であることを気に留めておきましょう。