何歳から泳げるようになる子供が多いのか|小学校プール授業の内容も紹介

スイミング(水泳)は習い事ランキングで常に上位に入る人気の習い事ですが、親が習わせたいと考えている理由のひとつに「小学校のプールの授業で泳げないと可哀相だから」というものがあります。本記事では、年齢別に見た泳げる子供の割合や小学校で行われるプールの授業がどのようなものなのかについて紹介します。

スイミング

小学4年生の半数以上が泳げるようになる

泳げるようになるの定義を4泳法のいずれかで25メートル以上泳げる状態とするならば、小学4年生で半数以上が泳げるようになっています。古い情報ですが、ベネッセ2013年5月に小学生の保護者1,346人へ行なったアンケート調査によると、小学1年生で15.5%、小学2年生21.5%、小学3年生41.8%、小学4年生62.5%、小学5年生70.7%、小学6年生81.1%になっています。

バタフライを泳げる割合は小学6年生でも3割未満で、スイミングに通っている場合でも「クロール・背泳ぎ・平泳ぎ」をマスターしたあたりで退会する層が多いことが読み取れます。

20歳以上の6人に1人が泳ぐことができない

日本トイザらスが20代~50代の男女1,977名を対象に2018年6月に実施した「夏の水遊びに関する意識調査」で泳げないと回答した人が17.8%もいました。上述したデータと照らして、小学6年生時点で泳げない人は、大人になっても泳げるようになっていないことが分かります。

また、具体的な年齢は調査では明らかにされていませんが、子供が水を苦手だと感じることがあるかどうかについて、40.7%が「ある(ある・たまにある)」と回答しています。これらから早期から水を苦手と感じさせない為に水に慣れさせる機会をつくることが重要でしょう。

スイミング

小学校体育のプール授業に関する構成

小学3年生から徐々に泳げる子供が増えてきて泳げない場合に目立ち始めるようになりますが、体育のプールの授業はどのような構成になっているのでしょうか。小学校学習指導要領(体育編)では具体的に次のように書かれています。

水泳系の領域として、低学年を「水遊び」、中学年を「浮く・泳ぐ運動」、高学年を「水泳」で構成している。

水遊び及び浮く・泳ぐ運動の学習指導では、仲間との競争やいろいろな課題に取り組むことで学習を進めながら、水に慣れ親しむことや浮いたり泳いだりすることの楽しさや心地よさを味わうことができるようにすることが大切である。そうした指導を通して、技能面では、水にもぐることや浮くこと、泳ぐための手や足の動きを身に付けることが重要な課題となる。
水泳は、「クロール」、「平泳ぎ」で内容を構成している。

小学校低学年の段階では、泳ぐのではなく水に慣れ親しむことを目的に授業が組み立てられます。そして学年が上がるとともにクロールや平泳ぎの泳法を身に付けられるように構成されているため、小学3年生から泳げる割合増え始めるのでしょう。

スイミングは子供の発育・発達におすすめの運動

スイミングは、小学校のプールの授業で泳げないと可哀相だからという理由だけで通わせることを検討するには勿体ないことを知っておきましょう。スイミングは、怪我のリスク少なくバランスよく全身を鍛えられ、代謝と基礎体力を向上させる点から、子供の運動神経を伸ばす時期「プレゴールデンエイジ・ゴールデンエイジ(5〜12歳)」に適したスポーツのひとつです。

関連記事「東大生の約6割が子供時代に通うスイミングを習い事にするべき理由」もチェックして、習い事としてスイミングも考えてみください。

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